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「住む処がない」を解決したい!   地域づくりや地域産業を一緒に盛り上げる移住者のための「移住定住促進住宅」の入居者を募集します!

こんにちは。伊江村企画課の山城隆二です。気が付けば、離島に移住して早16年経ちました。
今回はそんな私が島の「移住定住促進住宅」についてお伝えしたいと思います。

沖縄の本島周辺離島のひとつでもある伊江島では、地域と一緒になって魅力ある島にしていく移住者(仲間)を増やすために、移住前から移住後までの問い合わせができる窓口があります。

伊江村役場移住定住サポートWEB

移住定住のご相談に応じていく中で、島の暮らしと相性のよさそうな方々と出会っても、次のステップとなる住宅「賃貸ができる空き家やアパートの部屋」がなかなか見つからない状況がずっと続いています。

伊江島にはもともと賃貸を扱う不動産屋がありません。

なので、家を見つけるには、この島で暮らしたいという思いを地域の方々に話していくことでつながりを作り、信頼を得ることが最初のステップとなります。
そうすることで、地域の方が空き家やアパートの所有者に、「住むところを探してるんだって」と話しをつなげてくれたり、「あそこのアパートで1部屋が空くらしいよ」などの口コミ情報が入ってきます。

つまりは、島人に信頼してもらうが住める条件になるのです!

さらに、伊江島は人口が近年微減しているにも関わらず、世帯数は増え続けていて、家を見つける条件がより厳しくなっています。

そこでこの度、伊江村役場では島が求める村外から移住される世帯が定住をしてもらうまでの一定期間、暮らしてもらうための「移住定住促進住宅」を整備しました。

この住宅を活用して、島の方々とコミュニケーションをとりながら、空き家・空き部屋の情報を得たり大家さんとつながることで、住宅を確保しその後の理想の暮らしへステップを進めてほしいと思います。


1.島の環境について

伊江島は、沖縄本島の北部に位置する離島です。

島の居住地エリアは、出入口の伊江港(いえこう)から島のシンボルとなる城山(ぐすくやま)の間の約1.5km圏内の所にあります。そのエリアにスーパーやコンビニ、郵便局や役場、飲食店等、生活に必要な施設があるので、コンパクトに生活ができます。

2.住宅について

建物は2階建ての共同住宅で12世帯・2LDKの間取りとなっています。
所在地 伊江村字東江前
家賃  25,000 円/月(1年目) 、 35,000 円/月(2年目以降)
敷金  50,000 円(家賃の2月分)
駐車場は原則1世帯に1台の利用

現在建設中の住宅で、令和6年5月のゴールデンウイーク後から入居できる予定です。

2LDKの間取り

また住宅のある場所は、保育所や小学校、中学校、学童などの教育施設や買い物場所まで、約800m圏内にある好立地となっています。

なお、今回入居募集をする「移住定住促進住宅」は、入居年数が最大5年間となります。
この期間内に地域と関わりをもつことで次の住まいを見つけて、ステップアップした島での生活を続けてほしいと考えています。

3.申し込みの条件について

募集しているこの住宅に住むためには、入居条件があります。

  • 村外から定住をする移住者で住所を伊江村に移す方

  • 5年以上伊江島で暮らす見込みのある方

  • 申込み時に世帯主の年齢が満50歳未満の者で、原則中学生以下の子供を扶養する方

  • 期限付き移住定住促進住宅であることを理解し、賛同する方

  • 地域づくりの担い手となる者あるいは地域の活性化に寄与する方

  • 住宅の所在地の行政区に加入し、各行事へ積極的に協力をする方

  • 入居の申込時において住所を有する市町村の税等の滞納がない方

  • 申込者又は現に同居し、若しくは同居しようとする親族が暴力団、暴力団関係企業、総会屋若しくはこれらに準ずる者又はその構成員(反社会的勢力)ではないこと

他にも諸条件があるので詳しくは伊江村役場の「移住定住サポートWEB」ページにある移住定住促進住宅の項目をご確認ください。

なお、伊江島に訪れたことがない方や移住を検討している方が、お試しで島の移住体験ができる仕組み「移住体験プログラム」がありますので、ぜひ活用してみてください。

4.お問合せ先

伊江村役場企画課 移住定住相談窓口までお問い合わせください。


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